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成長の夏。 自分で考える子に育てるには 〜ママに届けたいメッセージ  Vol.248〜

長い夏休み。
子どもと一緒にいる時間が増えると
子どもの行動のいろいろな点に目が行くもの。

宿題は終わったの?
お手伝いしてちょうだい!
ゲームばっかりしないで!
早く寝なさい!
早く起きなさい!

あれをしなさい。
これをしなさい。
これはダメ。
あれはダメ。

そう言ってしまうのは、
子どものため。

子どもが学校で困らないように。
子どもが先生に叱られないように。

でも、それは本当に子どものためだろうか。

子どもが困るかどうかよりも、
子どもをきちんと指導していない母に見られていないかどうかの方が
気になったりしないだろうか。

こうしなさい、ああしなさい、と指示しても
子どもには伝わらない。
仮にその通りに動けたとしても、その必要性を本当に理解しているかは
わからない。

子ども自身が、物事を理解し、納得しなければ
成長はできないのである。

親の言う通りに動いた子が良い子とは限らず、
親の言う通りには動けないけれど、
その子なりの考えや理論を持っている子の良さも認めてあげたい。

子どもと一緒にいる時間が長いからこそ、
子どもの一挙手一投足に口出しするのではなく、
おおらかな気持ちで見守り、
「時間をかけてもいいよ、あなたの思うようにやってみたら?」
と声をかけたいものである。