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秋の七草を知っていますか?萩と小豆を使って秋を楽しむ「秋を味わう萩御飯」【ママと子供の食育レシピNo.46】

秋を味わう萩御飯

 

『秋をあじわう 萩御飯』

春の七草粥はご存知の方が多いと思いですよね。

日本には美しい四季があり、そこにはまた美しい草花、食材が存在しています。

「せり、なずな、ごぎょう、はこべら ほとけのざ、すずな、すずしろ。」
ご存知、春の七草。聞き慣れているので覚えやすいですね。

実は、七草は春だけではなく、夏、秋、冬それぞれに謳われているのです。
春と冬の七草は食用、夏と秋の七草は観賞用として古くから伝えられています。

初秋が過ぎ、中秋の名月を迎え、朝晩少しづつ秋の訪れを感じられる季節になりました。
鈴虫の声が聞こえてきます。

 

《秋の七草》とは?

はぎのはな(萩)
おばなくずはな(尾花・葛)
なでしこのはな(撫子)
おみなえし(女郎花)
またふじばかま(藤袴)
あさがおのはな(桔梗キキョウ)

秋の七草の一つに萩のはな。
漢字をみると、”秋”という字が入っています。
初秋から各地で見頃を迎えます。
十五夜には、すすきとお団子、そして萩のはなをお供えする習慣があります。
みなさんはどのように過ごしましたか?

赤紫色をした蝶のような萩の花ですが、残念ながら観賞用で食べることはできません。
そこで、古くから同じく赤紫色をした小豆を萩の花に見立てて季節の食卓を楽しむ習慣がありました。

ぼたもちとおはぎ。諸説ありますが、牡丹は春の花なので、春のお彼岸。
萩は秋の花なので、秋のお彼岸。

子供の頃お墓まいりには親戚のおばさんが作る”おはぎ”を食べるのが楽しみでした。
他にも、小豆や銀杏をしんじょ地に混ぜて蒸し上げる萩しんじょ。
南京と小豆のいとこ煮。

お腹が減ってきましたね。。。

さて、そんな萩と小豆を使って秋を楽しむレシピをご紹介!

『秋をあじわう萩御飯』

【材料】4人分

新米   ・・・2合
茹で小豆 ・・・50g
茹で大豆 ・・・50g
ちりめんじゃこ・50g
枝豆   ・・・飾り用に少々
酒    ・・・小2
みりん  ・・・大2
醤油   ・・・大2
粒山椒  ・・・飾り用にお好みで
みょうが ・・・飾り用にお好みで

 
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【作り方】

1 新米はいつもの水加減より少し少なめで炊き上げる。
2 大豆は小麦粉(分量外)にうすくまぶしで素揚げする。
3 ちりめんじゃこもカリカリになるまで素揚げする。
4 フライパンに2と3を入れ、酒、みりん、醤油で炒り煮にする。
5 炊き上がったごはんに4を混ぜる。
6 茹でた小豆と枝豆の鞘と薄皮を剥き、彩りを添える。
お好みで粒山椒、刻んだみょうがを飾る。

具材をご飯にまぜる

各地で新米が出回る季節となりました。
新米は水分を多く含んでいるので、
炊く際の水加減は少な目に。
小豆が萩の花、枝豆は葉をイメージできますね。
目にも楽しい萩御飯でした!
簡単なのに、見た目は豪華、栄養満点!

美味しい”秋”を楽しんでくださいね!
次回もお楽しみに!

 

講師:中島涼子
中島涼子マンスリークッキング パナー~安心・安全は家庭から~~家庭料理は家族の絆を結ぶ~
2004年 LE CORDON BLUE 神戸校 菓子基礎 中級 上級コース卒
2009年 料理教室lista主催 料理研究家養成コース 卒
2009年 ケータリングプランナー 取得
2009年 ハーブクッキングアドバイザー 取得
2010年 神戸トアロードにカフェをオープン
2011年 自宅にて『記憶に残る料理教室』主宰『記憶に残る料理教室』
記憶に残る料理教室では、忙しい毎日の中にも、お母さんの味を子供に伝え、また、自分の味を見つけることで気持ちに余裕がうまれることを信じています。【中島涼子の記事】
https://www.branshes.jp/wpapp/blog/blog_tag/ryoko-nakajima/

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