2016年10月21日～10月23日の3日間、弊社役員と社会貢献担当者2名の3名で、宮城県気仙沼・大島へボランティア研修に行ってまいりました。

イオングループは東日本大震災から10年間、被災地を支援する事を決めており今回の研修では、現地の課題の収集し、ブランシェスとして何ができるのかを考え具体的なスケジュール案を出すという3日間でした。

 

１日目は、移動日。でも、到着してすぐに亀山山頂、そしてオリエンテーションなど

大阪から朝8時の飛行機に乗り気仙沼港から船で大島へ渡り到着したのは
16：00到着してすぐに”亀山山頂”に登りました。

亀山は、気仙沼湾に浮かぶ気仙沼大島の北側に位置する標高235ｍの山で、ここからの眺めは圧巻！！！

島全体が見渡せ、海岸線がとてもきれいでしたよ。

東日本大震災、ここ大島も甚大な被害をうけ、島が２つに別れてしまいました

その様子も山頂からはよくわかります。

ロープウェイもプロパンガスなどが引火して発生した火災で焼け落ちてしまったそうです。

震災当初は、上からの景色は何もない茶色だけだった町が、5年半経ち少しづつですが復旧に向かっている様子も見てとれ、嬉しくなりました。

 

宿に到着！オリエンテーション＆地元の方のお話

まずは気仙沼大島を知るところからスタートです。

今回与えたられたデーマは“ゆず”
気仙沼大島はゆずを育てるのに適した環境で、“ゆず”で地域を盛りあげたいというお話を聞きました。

今回集まったグループ企業は、ブランシェスを含む6社。

その中で食品関係の企業は0という中でのスタートでした。

 

2日目は、がっつりボランティア活動デーです

１．柚子畑の整地作業

広大な土地に柚子を植えるための穴ほりです。

これが！！！サクッとスコップが入ったのは2つほど。

後は、つるはしが折れたとか折れないとか、そんなお話がでるくらい土が固くて固くて悪戦苦闘しました。

 

 

２．イオンで植樹した場所の草刈り

植えたら終わりじゃなくて、ちゃんとお手入れする事も大切です。

ボーボーに生えた雑草をきれいに刈りとりました！

 

３．柚子畑で柚子の収穫作業

ゆずって鋭いトゲがある事知ってますか？
蜘蛛の巣をはらいのけ、トゲに注意しながら、黄色くなった食べ頃の実を鋏で切っていきます。
高いところは脚立を使って、部長は足がつったそうです。

 

 

４．柚子とめかぶ使った料理の開発

現在発売しているめかぶの売上をあげるべくチームに別れて、いろいろな調味料を使って8種の味を作りました。しばらく、めかぶは食べたくなくなるくらい、めかぶを食べました。

 
2日目は、ほぼきつい肉体労働で終了。

1週間前の福島県でのボランティアよりきつかったですが、普段お会いできないグループ会社のみなさまと力を合わせいい汗をかき、とても貴重な経験をさせていただきました。

すっかり筋肉痛と手にマメらしきものができましたが、これも少しは地元の方々のお役にたてた証かな？と思っています。

自分で掘った穴に、来年は柚子の苗木を植え、育った柚子を収穫するまでできたらいいなと思います。

 

3日目は、朝８時から研修でした

この2日間で得た現地課題、リスク、自社ができる提案、具体的スケジュールを企業ごとに話し合い、発表をしました。

何を提案したかは・・・なかなかハードルが高いので、ここではまだ発表できませんが、実現できるよう取り込んでいきたいと思います。

今後のブランシェスの行動を見守っていてください。

 

最後に・・・

気仙沼大島へは、気仙沼港から船で渡ります。
カモメがたくさん船に飛んできて、移動中も餌付けをしたりと楽しみながら、あっという間に大島到着。

2年後には橋がかかるそうですので、カモメと戯れたい方はお急ぎくださいね。

大島は海と山に囲まれた風光明媚な場所で、空気も海の幸もとっても美味しいところです。
是非、美味しい食べ物と豊かな自然、温かい人に癒されにきてくださいね。

それが東北復興に繋がります！

そして！

イチオシ「小田の浜海水浴場」は環境省が選定した日本で2番目にきれいな海水浴場だそうです。

是非訪れてほしい場所です！
地元の方々もみなさん温かい方ばかりですよ

今後も、ブランシェスでできる支援を考え、実行に移し、東北の地域活性化に
少しでもお役に立てるよう頑張っていきたいと思います。

 

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