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おせち料理を子どもたちと一緒に楽しむ方法を、管理栄養士がアドバイス -what’s new-

2017.12.23

お正月野菜・お重の詰め方・七草がゆなど、お正月になると日本の伝統的な料理の品々が登場します。

せっかくなら、新年のお祝いとともにおせち料理の準備から食べ方まで子どもたちと一緒に楽しむ方法を管理栄養士の太田百合子先生に教えていただきましょう。

 

おせち料理のいわれってなあに?

一年の節目として、お正月に食べる料理です。

例えば、えびは腰が曲がるまで長生きできるように祈り、煮しめは野菜などを一緒に煮ていることから家族仲良くという意味があります。

食材に願いを込めていただく日本の食文化のひとつです。

おせち料理のイメージ

 

お正月野菜を探してみよう!

にんじんを梅の花形にしたり、花れんこん、手綱こんにゃく等の飾り切りにして華やかにすれば、子どもも思わず食べたくなります。

お正月野菜としては、やつがしらやくわいなども店頭で見ることができます。

普段見慣れない食材を一緒に探してみましょう。

花形にんじん

 

おせち料理の食べ方やしきたりってあるの?

正式な食べ方はさまざまありますが、縁起担ぎには「一生食べ物に困らないように」と重箱の真ん中から食べるのが良いとされています。

それぞれが祈願したい縁起物から食べても良いでしょう。
いわれなどを伝えながら家族そろって楽しくお正月を迎えましょう。

 

子どもがぐんと伸びるためのメソッド3points

・食材に願いを込めていただく日本の食文化を伝えよう
・お正月の食材を一緒に探してみよう
・家族揃って楽しいお正月を迎えよう

ししまい
おせち料理には、子どもたちにとって知的好奇心をくすぐる対象がたくさん隠れていそうです。一つ一つのいわれや食べ方を、一緒に探して一緒に食べて、家族そろって楽しいお正月をお迎えください。
(編集協力:のびるこラボ

 

太田百合子先生(おおた ゆりこ)
太田百合子先生
「こどもの城」小児保健クリニックを経て、現在は大学などの非常勤講師、指導者や保護者向け講習会講師、NHK子育て番組出演や育児雑誌などの監修を務めている。日本小児保健協会栄養委員会、日本小児医療保健協議会栄養委員、日本食育学会代議員、東京都小児保健協会理事。モットーは「分かりやすい栄養相談」、研究テーマは小児肥満、離乳食、幼児食。

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