赤ちゃんが自分で寝返りを打ってうつぶせで寝ていたら心配…！というママやパパは多いと思います。

2017年12月に発売開始となった「楽呼吸 IBUKIベビーマット」は、乳幼児が寝返りをうっても呼吸がしやすい高機能ベビーマットです。マット本体に呼吸を妨げない通気性の高い素材が採用されているほか、カバーには消臭効果に優れた今治産のタオル地が使用され、丸洗いができるようになっています。

初回生産分は完売しましたが、2月下旬発送開始予定の第２回生産分の予約受付が始まっています。

「楽呼吸IBUKI ベビーマット」誕生の背景

「楽呼吸IBUKIベビーマット」は、乳幼児突然死症候群（SIDS）対策の商品を開発している過程で誕生したそうです。

SIDSは予兆や既往歴が見られないのに突然、乳幼児が亡くなる病気です。平成27年度には96名がSIDSにより亡くなりました。原因が詳しく分かっていないため、予防法は確立されていませんが、仰向けに寝かせることで発症率が下げられると言われています。

また、0歳児の不慮の事故の要因は、8割以上が窒息によるものですが、仰向けにすることで睡眠中の窒息事故も防ぐことができます。

このベビーマットの発売元、株式会社リキッド・デザイン・システムズは、保育施設の協力を得ながら、こうした乳幼児の事故を防ぐ呼吸センサーを開発してきました。

試作や実験を繰り返すなかで、乳幼児の命を守ると同時に世話をする保育士の負担軽減についても、広く課題意識を持つようになり、消臭寝具製造元のライフリング社と共同で、うつぶせ寝になってしまっても呼吸がしやすいベビーマットが開発されました。

「楽呼吸IBUKIベビーマット」に使われているクッション素材「ブリーズエアー®」の通気性の高さは、息をふきかけると空気が抜けていくほど。
下から湯気をあてた実験では、素材に接した蒸気のほとんどが上に通り抜けていることが分かります。

この通気性の良さの秘密は、素材の構造に注目すると分かります。
下の図を見ると、ポリエーテルエステル系繊維が絡みあっているのが見えます。この繊維は耐久性と加工性が非常に高いため、細い糸をかためて、丈夫で通気性のいいクッションがつくれるのです。

もし子どもがうつぶせの状態になってしまっても、マットの通気性が高いため、呼吸を妨げることがありません。
SIDSの対策としてお使いいただけます。

また、通気性がいいので夏場にはあせもの対策にもなります。

マットカバーには消臭効果に優れた今治産のタオル地「ブリーズブロンズ®」が採用されています。
「ブリーズブロンズ®」とは、介護の現場で生まれた強力な消臭効果を持つ素材。

繊維にうめこまれた分子が瞬時に臭いのもとになる成分と化学結合し、体感できるほどの消臭効果を発揮します。

洗濯機で丸洗いできるため、衛生的。100回洗濯した場合でも、消臭機能を90％以上持続します。

マットとマットカバー共に丸洗いもできるのも、嬉しいポイントですね！
詳しくは商品販売サイトをご覧ください。

 
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