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~イオン心をつなぐプロジェクト~『福島県広野町、いわき市の未来共創』
9/19~9/20の2日間、社会貢献担当者の4名で、福島県広野町と、いわき市へ研修に行ってまいりました。
イオングループは東日本大震災から10年間、被災地を支援するプロジェクトを立ち上げており、今回の研修では、「“東北の子供たちのために”バナナペーパーで広野町のバナナプロジェクトを応援!」をテーマに、バナナ園、・ふたば未来学園、遠野和紙工房学舎・株式会社 磐城高箸を訪れました。
9月19日 広野町バナナ園
広野町で昨年から挑戦しているバナナプロジェクト。
岡山のモンゲーバナナの種をビニールハウスで育てられていて、この秋、見事にバナナを実らせることに成功しました。
「綺麗」と名づけられたこのバナナは、実だけでなくて葉や茎も有効活用して、バナナ栽培全体を通して地域の活性化につなげたいとの意向を伺い、“バナナペーパー”に着目。
エシカルな商品を手がけている株式会社 山櫻さまと一緒に園内を見学させて頂き、茎の繊維を利用して紙を作り、何か出来ないか?福島の復興&エコな取り組みを考えていきます。
皮ごと食べられるこのバナナ1本800円もするそうで、食べられなかったのが残念でした。
9月19日 福島県立ふたば未来学園
ふたば未来学園高校3年生の女の子がやりたいと思っている活動を聞きに訪れました。
東日本大震災の時、彼女は小学生。現在は防災をテーマに児童館でワークショップを実施したり、福島で育てているバナナの茎や葉を使ったプロジェクトや国際交流などにも興味を持っているとの事。
大人に囲まれて、とても緊張感が伝わってきましたが、これもいい経験。
卒業までに力になれる事、出来ること一緒に実行出来ればと思っています。
木の香り漂うとてもキレイな学校でした。
制服はAKBの衣装をデザインしている方がされたそうです。
高校生カフェも運営しており、フェアトレードコーヒーも販売しています。
生徒さんが作ったお菓子もとても美味しかったです。
9月20日いわき市 遠野和紙工房学舎
一時伝承が断たれた遠野和紙の伝統を守ろうと挑戦する、若いご夫婦がされている和紙工房を訪れました。
遠野和紙とは、福島県いわき市遠野町で育った国産の楮(こうぞ)という木の白い皮の部分とトロロアオイの根っこの粘りを使って、手漉きで作られた和紙のことです。
実際に植わっている楮(こうぞ)を見せて頂き、和紙が出来るまでの工程を説明して頂きました。楮の刈り取りから蒸煮、皮むき、乾燥、ちり取りなど、23の工程を経てやっと完成!とても手間がかかっており、和紙を手にすると、手作りの温かみが伝わってきます。
和紙作り体験もさせて頂きました。
私たちは最後の手漉きの楽しい部分だけでしたが、それまでの工程を考えると使うのがもったいない気がします。
工房に、奥様が描かれた絵が入った和紙が置いてありとても素敵でした。
そして、前日に訪れたバナナ園で頂いた茎の繊維を見て頂き、地域内でのバナナペーパーの製作に希望が生まれました。今後の取り組みに目が離せません!
FBやインスタグラムでいわき市や遠野町のおすすめスポットやイベントの発信もされておりますので、是非”いいね”で応援して頂ければと思います。
手漉き紙体験、お子さまでも楽しく出来ますので、福島へ訪れた際は、お気軽に問い合わせてみてくださいね。素敵なご夫婦が優しく対応してくださいます。
Instagram: toonomachiikiokoshi
Facebook:tabito.chiikiokoshi
9月20日いわき市(株)磐城高箸
廃校となった“田人二小南大平分校の校舎を再利用し、いわき産の杉の間伐材などで高級割り箸を生産している磐城高箸を訪れました。
木材からお箸や鉛筆が出来る工程を見せて頂き、国産材の活用と持続可能な森づくりに、間伐材を余す事なく使用しており、とても丁寧なものづくりに共感しました。
お箸とエンピツ、うちでも需要が見込めると思うので、取り入れたいと思っております。
出来あがったお箸や鉛筆の杉の香りがたまらないです。
旧校鉛筆と入ったネーミングがGOODなものもあります。
東日本大震災の被災3県の杉を使う3膳セット「希望のかけ箸」、以前に購入した事がありますが、まさか、今回そのお箸を製造している場所に来れるとは思っていなかったので、とても嬉しかったです。
磐城高箸さんは、たくさんの賞を受賞されていますが、ブランシェスでも受賞した事のある”ソーシャルプロダクツアワード賞”を2014年に受賞されています。
ブランシェスは2015年に、サンゴ寄付付きハンドタオルで2015年に受賞をしています。
共通の賞を頂いている事でぐっと親近感も湧きました。
運動場や校庭もレトロで本当にいい雰囲気でした。校庭では、乗馬体験などもされているそうです。
今回、福島の復興に繋がる取り組みを探しながら、広野町、いわきを巡りたくさんの方と出会い、貴重なお話、体験をさせて頂いた事にとても感謝します。
この経験を無駄にしないように、しっかりと福島復興のお手伝い、地域活性化に役に立てるよう繋げて行きたいと思います。
*番外編
ブランシェスBr店舗が入っておりますイオンいわき店とイオンスタイルいわき小名浜のお店にも立ち寄りました。
ブランシェスにも東日本大震災で被災したスタッフが頑張っております。
たくさんのかわいい商品を揃えて、スタッフ一同笑顔でお待ちしておりますので是非遊びに来てくださいね。
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