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時間通りに行動できる子になるには? ~ママに届けたいメッセージ Vol.404~

時計を持つ女の子

毎日毎日、
子どもに対して、
「早くしなさい!」
「急いで!」
と言っていませんか?

出かける予定があるのに
まだ準備できていない。

寝る時間なのに
遊んでいる。

など、
子どもに早くしてほしいと思う瞬間は
何度も訪れます。

そのたびにママはイライラ……

なぜ、子どもはこんなにもゆっくり行動するのでしょうか?

その理由のひとつは、
大人と子どもの時間感覚の違いにあるのです。

大人の私たちには、
長年の経験から身に付いた時間感覚があります。
同じ大人でも、
生きている時代、住んでいる場所、周りの環境などによって
その感覚は違います。

一方、子どもは、
もともと兼ね備えている感覚が
大人よりもゆったりしていると言われています。

大人が「どうしてそんなにゆったりなの?!」と思っても、
子ども自身は、ゆったりしているとは感じていないのです。

だから、
「早くしなさい!」
と言っても、子どもは、
「ゆっくりしていないんだけどな~」
と思ってしまうのです。

では、どうしたら子どもがスッと動くようになるのでしょうか?

そもそも、急ぐ必要があるのか、考えてみましょう。
午後9時に寝ようと思っているのであれば、
10分前に「早く寝る準備をしなさい」と声をかけるのではなく、
8時から準備を始めれば良いのです。

出かけたい時間があれば、
ママが準備できる時間の3倍の時間を
子どもに用意してみてはどうでしょうか。

早く、早く
と言わなくても、
徐々にゴールに向かっていけるように
時間をセッティングすると
スムーズに行動できるはずです。