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子どもの自己肯定感がアップする声かけとは? ~ママに届けたいメッセージ Vol.429~

ハグする母と娘

「早く着替えなさい」
「ちゃんとご飯を食べなさい」
「しっかりしなさい」
親はつい、子どもに、
「〇〇しなさい」と言ってしまいがちです。

でも、これらの言葉が子どものやる気を奪い、
自己肯定感を下げる原因になっていたとしたら……

どんな子どもにも、
得意なこと、不得意なことがあります。

不得意なことやできていないことに
つい目がいってしまいますが、
それを指摘してばかりだと
子どもの自己肯定感は下がってしまいます。

一方、認められたり、褒められたり、共感されたりすれば
子どもは自分に自信を持つことができ、
自己肯定感はみるみるアップします。

では、どんな言葉をかけると良いのでしょうか?

子どもが頑張ったとき、
その結果に対して
「すごいね」「さすがだね」といった言葉をかけて褒めると、
子どもの心に、結果を出さなければならないというプレッシャーが生まれます。
でも、「〇〇を頑張っていたね。ずっと見ていたよ」と言えば、
子どもは、「ママは自分のことを応援してくれていたんだ」と感じます。

ママは自分のことを認めてくれている、と感じることで
子どもの心は愛で満たされ、自己肯定感が高まるのです。

もうひとつ、大切にしたい言葉が「ありがとう」です。
人は、誰かの役に立てたとき、大きな喜びを感じるもの。
それは、子どもも同じです。

子どもが手伝ってくれたとき、助けてくれたとき、
心の底から「ありがとう」と伝えましょう。
その言葉が、明日への活力にもなります。
そして、もっともっと、誰かの役に立ちたいと思うはずです。

子どもを認めること、共感すること、感謝すること。
その声かけが、子どもの自己肯定感を育んでいくのです。