「thanksgiving day」という日を知っていますか？

アメリカ合衆国とカナダの祝日のひとつ。
アメリカでは１１月第４木曜日、カナダでは１０月第２月曜日がその日にあたります。
遠い昔・・・アメリカニューヨークに留学していたときに、わたしが経験したthanksgiving dayは、雑誌や映画で見たアメリカそのもの。
大きなお家に、芝生のお庭、テーブルにはこれまた大きな七面鳥に、グレイビーソース、クランベリーパイにパンプキンパイ。
家族みんなが揃い、「thanksgiving day」をお祝いします。

マンハッタンでは、それはそれは盛大なパレードが行われます。
ご存知、宮崎駿監督の「魔女の宅急便」
キキがトンボとホウキにぶら下って空から降りてくる最後のシーン、街の雰囲気も壁によじ登って見る見物客、紙吹雪、あんな感じです。
（わかりにくいかな・・・笑）

 

その頃１１月２３日は、日本でも勤労感謝の日という祝日

秋は実りの季節。農業国である日本では昔から収穫祈願、大地の恵みに感謝し、そして翌年の豊穣を願い全てに感謝を捧げる素晴らしい風習がありますね。
１０月になると新米が出回り、子供達はお芋掘りや栗拾いをします。

わたしが子供の頃、母が落ち葉で焚き火をし焼き芋を作ってくれました。
今ではまず焚き火ができなくなりましたので、子供達にしてやれないのが残念でなりません。
今でもお芋の香ばしい香りはあの頃の楽しい思い出を蘇らせてくれますね。
また紅玉を目にすると、秋だなあと感じます。

 

先月１０月には新米を圧力鍋で炊いて、子供とおにぎりを作っていただきました

 

毎年恒例の栗の渋皮煮も作りました

実りの秋に感謝です。

ハロウィンだけじゃない！子供と一緒に楽しめるかぼちゃスイーツ

そんな実りの秋の食材「かぼちゃ」を使ったレシピをご紹介します。

【冷やしても、温かくても美味しい手作りかぼちゃクリーム】

◼︎材料

かぼちゃ・・・・・・・３００g（スーパーで売っている１／４）
無塩バター・・・・・・３０g（なければ加塩バターでも可）
メープルシロップ・・・４０g
卵　　　・・・・・・・２個（Mサイズ）
牛乳　　・・・・・・・１／４カップ
生クリーム・・・・・・１／２カップ
シナモン・・・・・・・小１／２

 

◼︎作り方

1. １：かぼちゃはスプーンで種を取り除き、蒸す。
   蒸しあがったら皮を取る。
   （蒸す前に包丁で皮を削いでもよい）
2. ２：材料全てをミキサーにかけ、なめらかなペースト状にする。
3. ３：手鍋に移し、弱火で３分ほど温め卵を殺菌する。
   鍋底が焦げやすいので、ゆっくり混ぜながら。
4. ４：器に注ぎ、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし、食べる直前に粉糖を振るう。

冷蔵庫で冷やしてもいいですし、温かいうちに召し上がっていただいてもとても美味しいですよ。
バニラアイスを添えたら、とろ〜り！豪華になりますね！

また、かぼちゃをさつまいもに変えても美味しです！
お友達がたくさん集まる機会の多いこれからのシーズンに、ぜひお子様と一緒に作ってみてくださいね！

次回は、紅玉を使った簡単パーティスイーツをご紹介します！

お楽しみに！

講師：中島涼子さん

～安心・安全は家庭から～～家庭料理は家族の絆を結ぶ～
2004年　LE CORDON BLUE 神戸校　菓子基礎 中級 上級コース卒
2009年　料理教室lista主催 料理研究家養成コース 卒
2009年　ケータリングプランナー 取得
2009年　ハーブクッキングアドバイザー　取得
2010年　神戸トアロードにカフェをオープン
2011年　自宅にて『記憶に残る料理教室』主宰

 

『記憶に残る料理教室』

記憶に残る料理教室では、忙しい毎日の中にも、お母さんの味を子供に伝え、
また、自分の味を見つけることで気持ちに余裕がうまれることを信じています。
ここぞと言う時のお母さんの得意料理。

”お母さんの味”には、お母さんの数のストーリーがあります。

食の経験は親が与える宝物。小さい頃の味覚は大人になっても影響すると言われています。
全てを完璧にする必要はありません。わたしのレシピが全てではありません。
レシピを参考に、ご自分の味を見つけにきてください！

 

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