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りんごのおはなしと、子どもといっしょに作って楽しい「クラフィティ」【ママと子どもの食育レシピ】No.18
日本の主なりんごの産地は、青森県。続いて長野県、山形県、岩手県と続きます。
ただし、1位の青森県は57%を占めダントツ!!
『りんごと言えば青森県!』となるのも納得ですね。
おいしいりんごが育つ条件は3つ
1.第一に冷涼な地域である
りんごが赤く色づく9月〜10月に寒いことが条件のようです。
2.次に雨量の少ない地域
病害に加え、雨で養分が流れてしまうとおいしいりんごは育ちません。
3.最後は、昼と晩の寒暖差が大きい地域
昼は太陽の栄養をたっぷりと吸い込んで、夜の寒さでぎゅっと閉じ込めるので、引き締まった蜜度の高いおいしいりんごが育つのです。
そして何より、生産者さんの深い愛情と惜しまぬ努力によって、私たちはおいしいりんごを口にすることができるのですね。
りんごについてのおはなし
時間経過による、りんごの変色を防ぐ方法
ところで、りんごは切ってしまうと時間の経過とともに変色してしまいす。
お弁当に入れたりもしますが、せっかくおいしいりんご、きれいな状態で食べて欲しいですよね。
これは酸化酵素の働きによるもので、塩水や、レモンのビタミンCによって抑えることができます。
カットした後に、薄めの塩水にさらす、またはレモンの絞り汁をまぶしておくとこで、変色を防ぐことができますよ。
世界中のりんごの種類はなんと1,500種以上!
最近では、スーパーでもたくさんの品種を目にします。
世界中のりんごの種類はなんと1,500種に及ぶと言われています。
日本国内では約2,000種のりんごが試験栽培されているそうで、そのうち土壌に合ったりんごが育つ70種に絞られ、さらに市場にでまわるのは60種。
なんだか気の遠くなるようなお話ですね。
中でも「ふじ」はりんごの王様と呼ばれ、約46%を占めている
王林、つがる、ジョナゴールド、なども目にしますが、生産量は10%前後とふじに比べると少ないですね。
わたしは紅玉が大好きで、お菓子作りには必ず紅玉を使います。
紅玉は濃く深い赤色。小ぶりで酸味が強く、甘いお菓子作りに適しています。
タルトタタンはやっぱり紅玉で作りたいですね。
しかし、この紅玉はなんと1.5%しか生産されていないそうです。
確かにスーパー5軒回ってようやく見つかりました。。。。
(参考 全国農業協同組合連合会 青森県本部サイトより)
もっとりんごの事が知りたい方は、以下のりんご大学のWEBサイトにて詳しく書かれています。
ご覧になってくださいね。
「りんごのクラフティ」の作り方
さて、紅玉を使ったレシピをご紹介します。
とっても簡単で、ぜひ、おこさまといっしょに作っていただきたいスイーツです。
りんごの産地や、どうやって育つのかなど、話しながら作るときっともっともっと美味しく感じるはずです!
材料
- 紅玉 ・・・・・・・1個
- 卵 ・・・・・・・1個(M)
- グラニュー糖・・・・・100g
- バター ・・・・・・・50g
- 牛乳 ・・・・・・・50g
- 生クリーム・・・・・・50g
- 薄力粉 ・・・・・・・50g
作り方
- 1:りんごはよくあらい、皮付きのまま半分に切る。
芯と種をを取り横に薄くスライスする。 - 2:ボウルに卵を割り、グラニュー糖を入れ泡立て器でよく混ぜる。
- 3:グラニュー糖がよく混ざったら、600Wで30秒溶かしたバターを加え、更に混ぜる。
- 4:バターがよく混ざったら牛乳と生クリームを加え、更に混ぜる。
- 5:小麦粉を振るいながら加え、よく混ぜ生地の完成。
- 6:耐熱の器に、りんごを綺麗に並べ、生地を流し込む。
- 7:200度に予熱したオーブンを190度に下げて30分焼く。
- 8:粉糖(分量外)を振って完成。
いかがでしたか?紅玉が見つからない時は、他のりんごでもできます。
生クリームがない時はその分牛乳に変えてもできるので、ぜひ作ってみてくださいね!
次回はいよいよクリスマスが近づいてきました!
クリスマスのテーブルを華やかに飾る手ごねパンをご紹介します。
こどもといっしょにコネコネして楽しみましょう!
お楽しみに!
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講師:中島涼子さん
~安心・安全は家庭から~~家庭料理は家族の絆を結ぶ~
2004年 LE CORDON BLUE 神戸校 菓子基礎 中級 上級コース卒
2009年 料理教室lista主催 料理研究家養成コース 卒
2009年 ケータリングプランナー 取得
2009年 ハーブクッキングアドバイザー 取得
2010年 神戸トアロードにカフェをオープン
2011年 自宅にて『記憶に残る料理教室』主宰
『記憶に残る料理教室』
記憶に残る料理教室では、忙しい毎日の中にも、お母さんの味を子供に伝え、
また、自分の味を見つけることで気持ちに余裕がうまれることを信じています。
ここぞと言う時のお母さんの得意料理。
”お母さんの味”には、お母さんの数のストーリーがあります。
食の経験は親が与える宝物。小さい頃の味覚は大人になっても影響すると言われています。
全てを完璧にする必要はありません。わたしのレシピが全てではありません。
レシピを参考に、ご自分の味を見つけにきてください!
☆ブランシェスオフィシャルサイト
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☆ブランシェス公式オンラインショップ
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