【10歳の壁】プレ反抗期を迎える小学3・4年のお子さんにおすすめ！
2021年9月14日に世界文化社から発売された強くてやさしいこころを育てる『こども仏教』をご紹介します。

「多様性」を尊重する宗教。知っているようで知らない、仏教の世界にようこそ！

行事や、物事の考え方など、日本の暮らしに根付いている仏教。しかし、その成り立ちや教え、仏さまについて説明できる人は少ないのではないでしょうか。

世界はいま、LGBTQをはじめ、さまざまな個性を認める「多様性の社会」に突入しています。仏教は多様性を尊重する宗教であり、その教えは現代に必要な価値観と大きな親和性があるのが特徴です。

『こども仏教』は、小学校3・4年生以上のお子様向けに、身近ながらも意外と知らない仏教について分かりやすく解説する入門書。おもしろくてためになる仏教の知識と、お釈迦さまに学ぶ生きるヒントが、たっぷりのイラストで楽しく紹介されています。

小学校中学年の頃は“ギャングエイジ”とも呼ばれ、周りの大人が「接し方が難しくなった」と感じる多感な時期。仏教の考え方には、感情に振り回されないためのヒントがたくさんあり、ブレない心を育てることにも大いに役立ちます。

今を生きるのに役に立つ！ 子どもたちに向けて仏教の考え方を解説

お盆のお墓参りやお葬式など、仏教は亡くなった人たちのためという印象が強いかもしれません。しかし、仏教は、いまから約2600年前のインドで、お釈迦さまが長い修行の末に悟った、人々が幸せに生きるための教えのこと。

『こども仏教』では、お釈迦さまが悟りを開くまでの物語や仏教の基本的な考え方を、日常生活におきかえて解説。
「欲には、いい欲と悪い欲がある」「お経って何を言っているの？」など、子どもたちが関心を持ったり、疑問に思いがちな切り口で紹介します。

また、仏教を語るうえで欠かせないのが、多種多様な仏さまたち。その出で立ちから役割まで、キャラの濃い仏さまたちのカッコよさにもご注目あれ。

こんなとき、どうしたらいい？ 不安や悩みごとを解決するQ&A

学校のこと、友だち関係のこと、おうちのこと…子どもの世界でも、毎日悩みはつきないもの。成長するにつれて悩み事も複雑化したり、幼いころのように親に何でも相談することに抵抗があったりと、ひとりで悩んでしまうこともあるかもしれません。

第3章「ぼくたちの悩みQ&A」では、「いじめを見てしまった。どうしたらいい？」「人気者の友だちがうらやましい」「自分で死ぬっていけないこと？」といった、大人でも答えるのが難しい問題をQ&A形式で掲載。

「世界が尊敬する日本人100人」にも選出された僧侶・枡野 俊明さんが、お釈迦さまの教えをもとに心おだやかに生きるヒントを教えてくれます。お子様はもちろん、心がざわついている大人にもおすすめですよ。

＜目次＞
第1章　仏教はお釈迦さまから始まった！
第2章　仏教は「心おだやかに暮らす」ための教え
第3章　ぼくたちの悩み Q&A 〜お釈迦さまに学ぶ生きるヒント〜
第4章　キャラが濃い！ いろいろな仏さま
第5章　お寺ってどんなところ？

監修者プロフィール

枡野 俊明（ますの しゅんみょう）
1953年、神奈川県生まれ。曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザイナー、多摩美術大学環境デザイン学科教授。大学卒業後、大本山總持寺で修行。禅の思想と日本の伝統文化に根ざした「禅の庭」の創作活動を行い、国内外から高い評価を得る。芸術選奨文部大臣新人賞を庭園デザイナーとして初受賞。ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章を受章。また、2006年『ニューズウィーク』誌日本版にて「世界が尊敬する日本人100人」にも選出される。近年は執筆や講演活動も積極的に行う。
主な著書に、『こども 禅の言葉』（エイ出版社）、『「動じない」心のコツ』（世界文化社）、『図太くなれる禅思考』（文響社）、『心配事の9割は起こらない』(三笠書房)など。

『こども仏教』詳細

■発売日：2021年9月14日（火）
■定価 ：1,760円（税込）
■発行 ：株式会社世界文化ブックス
■発行・発売：株式会社世界文化社
書籍販売ページ

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