レオ＝レオニさんの絵本をご紹介します。

グラフィックデザイナーでもあるレオ＝レオニさんの絵はとっても独特で、素人でもなんとなく同じ人の作品だと分かるほど。

そんな彼が描いた絵本作品を日本語に訳したのは谷川俊太郎さん。

子どもも大人も、視覚でも言語でも惹きつける！
個性溢れる世界観で魅了されるレオ＝レオニ/作・谷川俊太郎/訳の３作品をご紹介します。

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レオ＝レオニ/作・谷川俊太郎/訳の３作品

「スイミー」

“ちいさな かしこい さかなの はなし”

名作とあって世界中で翻訳されている「スイミー」。

教科書にも載っていることもあり、なんとなく覚えている方も多いのではないでしょうか？

好学社

「ぼくが目になるよ」と、ひとりだけ違うという黒い身体を活かすことができたスイミー。

“自分を活かせる場所は必ずある”“コンプレックスと感じることは発想の転換でコンプレックスでなくなる”
そんなメッセージが込められているように感じました。

「フレデリック」

“ちょっと かわった のねずみの はなし”

こちらもポピュラーな1冊。表紙の絵を見たことがあるという人も多いのではないでしょうか？

好学社

単なる怠け者のようにみえていたけれど、誰よりも発想力が優れていたフレデリック。

“ただ目に入りやすい部分だけでなく、分かりにくくても誰もがキラリと光るいいところがある”
“みんなと同じであることが必ずしも正しい訳ではない”と教えてもらったように思います。

「じぶんだけのいろ」

“いろいろ さがした カメレオンの はなし”

好学社

「じぶんのいろ」が変わってしまうという面は変えられないけれど、工夫したことで心が満たされたカメレオン。
“視点を変えてみること”
“条件の中でどう工夫することが出来るのか？”などアイデアのヒントをもらったように感じました。

レオ＝レオニ/作・谷川俊太郎/訳の作品は、いかがでしたか？

どの作品も「みんな違ってみんないい」を様々な角度から表現しているように思います。
個性があり得意なことも苦手なことも、ひとりひとりが違うからこそ力を合わせた時に大きな力を発揮できるのではないでしょうか？

今一度、大人になっても大切なことを気付かせてもらったような気がします。

また、作品を読んで感じることは十人十色です。
お子様と一緒に読んだ後は感想を伝え合ってみてはどうでしょう？
「そんな風に感じたのね！」と、自分とは違った感じ方・新しい発見に驚くこともあるかと思います。

子どもの感想を書き留めておくと子どもの成長も感じられるのでオススメです！

絵本を通して子どもと一緒に心を育み、心を癒す時間をつくってみてくださいね。

▼ブランシェスでもレオレオニとのコラボ作品を販売中です！

バースデープランナー甚田知世 -Tomoyo Jinta-
こどもの好きな絵本やキャラクターの世界観を表現することを得意とする。
コラムでは誰でも、気軽に、すぐマネできる“おうちパーティー”のアイデアをお届け。
大阪を拠点に企業や地域のイベント装飾も手掛けている。３歳の女の子ママ、ときどきシンガー。

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