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間違ってない!? 親の役目とは、木の上に立って子どもを見守ることですよ 〜ママに届けたいメッセージ  Vol.186~

子どもを抱き上げるママ

ママはいつも、「子どものために」と考える。
子どもが困らないように
子どもが悲しまないように
子どもの将来のために

それはとても自然なこと。

子どもよりも人生経験豊富な大人は、
こうしたらこうなって、その後どうなるということが
だいたい予想がつく。

だから、子どもよりもちょっと先回りして、
危険を回避させたり、
ベストな状態で過ごせるようにお膳立てしたりする。

だって、子どもが悲しむ顔を見たくないから。

でも、子どものこれからの長い人生で、
大人がいつも、いつまでもサポートしてあげることは難しい。

だったら、思い切って、サポートの手を少しだけ緩めてしまえばいい。

サポートの手を緩めるというのは、
子どもをほったらかしにするのとは違うもの。

大きな木の上に立っている自分を想像してみよう。
木の下には子どもたち。
広い心で、ゆったりとした気持ちで、子どもを見守ってみよう。

例えば幹につまずいたとしても、子どもは立ち上がり、次からはその幹の存在を意識する。

大人が「幹があるから気を付けて!」と言わなくても、
子どもはちゃんと分かっている。

本当に人の手を借りたいときは、ちゃんと教えてくれるもの。
そのときは、手を差し伸べて、一緒に乗り越えていけばいい。

木の上に立って見る。
それが親の役目なのだ。

 


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