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親に必要なのは、子どもを信じて見守る力~ママに届けたいメッセージ  Vol.285〜

「親」という漢字は、
木の上に立って見る、と書きます。
子どもを、見晴らしの良い木の上から見守る━
これこそ、親の役目です。

子どものことをしっかり見る、というのは、
簡単なようでとても奥深いもの。

近すぎると、いろいろなことが見えすぎて、手や口を出したくなるし、
遠すぎると、どんなことが起こっているのか見えず、よく分かりません。

大切なのは、
子どもと程よい距離を保ち、
子どもを信じて、
待つということ。

今、こんなことがしたいんじゃないかな。
こんなことを言いたいはず。
喉が渇いたかも。
暑いかも。寒いかも。

親は、つい先回りして
子どもの手助けをしてしまいます。

それは、
これをやらなければ子どもが失敗してしまうかも、とか、
誰かに迷惑をかけてしまうかも
(というより、迷惑をかけて、親である自分が非難されるかも)
とか、
考えてしまうから。

でも、多くの場合、
その失敗は人生において必要であったり、
小さな失敗は成功の元であったりするものです。

命に関わることや、他人を傷付けることは避けるべきですが、
多少の失敗は、経験しても損ではありません。

親は、子どもを信じ
しばらく手を出さず、口を出さず、
黙って待つことも大切なのです。

親の役割は、そっと見守ること。
率先して子どもを引っ張っていくのではなく、
子どもに伴走して、
さりげなく支える存在でありたいものです。