コロナ禍で、できることが制限されている今、
大人はもちろん、子どもだって
ストレスを抱えています。

しかし子どもは、
ストレスをストレスと感じないことも多く、
ついつい、無理をしてしまいがちです。

ある日突然、体の不調を訴えることもあるかもしれません。
お腹が痛い。
食欲がない。
夜眠れない。
朝起きられない。
こうしたことは、ストレスのサインかもしれません。

また、感情の起伏が激しくなり
怒りっぽくなったり急に泣いたりするのも
ストレスが原因のことがあります。

そんな子どもが発するサインを
親は見逃さないようにしましょう。

そして、そのストレスを解消する方法を
考えましょう。

子どもがストレスを感じていたら、
まずは頭をゆっくりと休ませることが重要です。
お風呂に入って早めに眠るようにするだけでも違います。
体を動かすのも効果的です。
一緒にスポーツをしたり、近所を散歩するのも良いでしょう。

また、いつもよりもスキンシップを多めに取ってみましょう。
ギューッと抱きしめたり、
手を握ったり、
背中を撫でたり、
触れ合うことで不安を少し取り除くことができます。

子どもの様子がいつもと違うと、
「どうしたの？」
「何があったの？　教えて！」
と、聞きたくなりますが、
子ども自身が話したいタイミングでないのにしつこく質問すると
なかなか答えてくれないかもしれません。

そんなときは、
最初の声掛けをしたら
後はしばらくほったらかしにして
子どもが話したくなるタイミングを待ちましょう。

「実はこんなことがあったんだ」と、
ポツリポツリと教えてくれるはずです。

まずはストレスサインに気付くこと。
そしてそのストレスを解消するために
心と身体を解放できる環境を作ってあげましょう。