子どもは毎日、小さな発見をたくさんします。
そしてそれを、
目をキラキラと輝かせながら教えてくれます。

時には、“当たり前のこと”だったりしますが、
ある時は大人がびっくりするような発見をします。

そんな、日々の発見に、
親はどう対応すれば良いでしょうか？

例えば、“当たり前”のことだったとしても
それはその子にとっては大発見。
その発見に至るまでのプロセスは
素晴らしいものに違いありません。
だからこそ、
「すごい発見！　どうして気付いたの？」
と尋ねてみましょう。

きっと、子どもは、
興奮しながら、その気付きを教えてくれることでしょう。

そして、大人も気付かなかったことに気が付く子どももいます。
そんなときも、その発見を、
親子でどんどん深堀りしてみましょう。

何気ない毎日でも
不思議や発見は世の中に溢れています。
幼稚園に行くまでの道
料理や食事の時間
お風呂の中……

「なぜだろう？」
「どうなっているんだろう？」
そんな会話を日々行っていると、
子どもはたくさんのことを発見します。

そして、「もっと知りたい！」という
意欲に溢れます。

子どもからの質問攻めは、
時にうっとうしく思うかもしれません。
でも、真っ白のキャンパスに少しずつ色が足されるかのように、
子どもの頭の中に新しいことがどんどんインプットされる
その成長の過程を楽しんでみてください。

どろんこ遊びをずっとしている子、
電車が大好きな子、
プリンセスになりきる子、
子どもの興味はそれぞれですが、
何かに夢中になれるのは素敵なことです。

そして知的好奇心が湧き、
「もっと知りたい！」と思うのです。

興味のあることはとことん追求すること、
そして、発見を認め、さらに発展させること。

子どものやわらかい脳が
スポンジのようにどんどん新しいことを吸収していくはずです。