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新しい環境に身を置く子どもをどう見守る? ~ママに届けたいメッセージ Vol.381~

おもちゃで遊ぶ、男の子と女の子

子どもも大人も、成長とともに世界が広がります。
特に子どもにとっては、
最初は家庭という、
小さく、そして守られた中で過ごしていたものが、
徐々に他人と関わるようになり、
幼稚園や保育園という、少し大きなフィールドに身を置くという、
チャレンジを経験します。

家庭では、その子が輪の中心にいたかもしれませんが、
一歩外に出ると、
自分と違う考えを持つ人でいっぱいです。

そんな中で、子ども達は、
自立し、少しずつ社会性を身に付けていくのです。

人とどう関わると自分が心地よいのか、
どう接すると受け入れてもらえるのか、
あるいは、どんなことをするとトラブルに発展するのか……

子どもも子どもなりに、
日々学習して、成長していきます。

最初は自分の気持ちを口に出せない子もいるでしょう。
そのため、お友だちの輪に入れず、
寂しい思いをすることもあります。

大人がどんなに
「お友達と遊んでごらん」と言っても
ひとりで遊ぶ子どももいます。

親は、新しい世界に身を置く子どもを見て
心配でたまりません。

でも、子どもはこうした経験を通して、
一歩一歩、前進するのです。

例えお友だちと小さなもめ事があったとしても、
親が必要に以上に口出しをせず、
“子ども達のコミュニケーション能力”を
信じて見守ってみましょう。

子ども達が遊ぶ様子を見ていると、
「いれて」
「いいよ」
と、仲間に加わったり、
「貸して」
「いいよ」
と物を貸し借りしたりする姿を目にします。

子ども同士で話し合い、
お互い、どんなときにどんな言葉をかければ良いかを
身に付けていくのです。

子ども達にとっては、新しい世界は大冒険!
それを理解しつつ、
子どものペースで、成長を見守っていきましょう。