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「〇〇しなさい」の命令口調より効果のある声かけ ～ママに届けたいメッセージ　Vol.416～

2022.11.21
高い高いをしている親子

「朝よ、起きなさい」
「早くご飯を食べなさい」
「着替えなさい」
「勉強しなさい」
「寝なさい」

子育てをしていると、
朝から晩まで
子どもに「〇〇しなさい」
と言っていませんか？

小さなお子様は、
「分かったー」
と、返事をしてくれることでしょう。

ところが、
大きくなると
ママの「〇〇しなさい」に
耳を貸さなくなります。
それは、
〇〇する必要性を子ども自身が感じていないから。
つまり、もともと本質に納得して
親の指示に従っていたわけでもないのです。

そう考えると
必要なのは、自ら〇〇する必要性を感じること。

親が「〇〇しなさい」と決めて命令したのでは、
子どもは自分で考えるチャンスを失ってしまいます。

子どもには命令するのではなく、
疑問を投げかけましょう。

「学校始まるの、何時だっけ？　何時に出ると間に合う？」
「宿題、大丈夫そう？　分からないところがあったら言ってね。一緒に考えてみよう」
など、声のかけ方をかえてみましょう。

すると子どもたちの頭の中で、
「学校は8時までに行くんだったな。7時半には家をでなきゃいけないから、もうすぐ準備しなくちゃ」
とか、
「宿題、そろそろ始めようかな。分からないところ、あったかなぁ」
と、考えるスイッチが発動します。

これこそが大切なことなのです。

〇〇しなさいでは実現しなかった
考える力が身につくことでしょう。



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