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子どもの“できないこと”に目がいくときに考えること~ママに届けたいメッセージ Vol.406~

積み木で遊ぶ子ども

幼稚園や保育園に通うようになると、
子どもの世界は大きく広がります。
同時に、親の世界も広がります。

我が子以外の子どもと関わることにより
新しい発見も生まれます。

そんな中で、つい気になってしまうのが
“できないこと”。

人は、どうしても、
できることよりもできないことに
目がいってしまいがちです。

あの子は他の子と仲良く遊んでいるのに
我が子はひとりで遊んでいる、
とか、
あの子は字が書けるのに、
うちの子は書けない、
とか、
我が子のできない探しをしてしまいます。

でも、子どもをよく見てください。
ひとりで遊んでいる子の集中力を。
字が読めない子の豊かな表現力を。

子どもの年齢が少し上がると、
子ども自身も、できないことを認識し始めます。

お友だちはお手紙交換をしているけれど、
自分は字を書けないと泣く子ども。
運動会のかけっこで、
どんなに頑張っても早く走れないと悔しがる子。

できないという悔しさや悲しさは、
親も子も、抱えてしまいます。

でも、それは、
できないことをできるようになりたいという
未来への希望。

その感情をバネにすれば良いのです。

と同時に、
今できているたくさんのことを褒めてあげましょう。

昨日よりも早く起きられたね。
この前よりもたくさん縄跳び飛べたね。

誰かと比べるのではなく、
昨日の子どもと比べてみましょう。
一進一退を繰り返すのであれば、
1年前、3年前からの成長を思い出しましょう。

今日の“できた!”が明日への勇気になるのです。