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コミュニケーションの基本は共感 〜ママに届けたいメッセージ  Vol.247〜

他人との距離感以上に難しいのが、
子どもとの距離感、
子どもとのコミュニケーション。

子どもには自立してほしいから、
“付かず離れずの距離”を保ちたいと思うものの
どうしても構い過ぎてしまうのが親。

子どものちょっとした間違いやズレを
指摘したくなる親は少なくありません。

「そうじゃないでしょ!」
「違うでしょ!」
「こうしないよ」
などと、つい言ってしまいませんか。

子どもとのコミュニケーションで大切なのは、
子どもに共感すること。

子どもがお友だちのおもちゃを取ってしまった、という時、
一言目に
「ダメでしょ! 仲良くしなきゃ」
と言ってしまいがち。

そんな言葉に
「ごめんなさい」と
すぐに素直に言える子どもはなかなかいません。

子どもには子どもなりの理由があるかもしれないし、
本当に悪いことをしたと思っていても
それをいきなり叱られたら
謝りづらくなるものです。

何があっても、
子どもがどんな発言をしても、
まずは
「どうしてそうなったの? なるほど、そうなのね」
と共感から会話がスタートすれば、
子どもも素直に自分の気持ちを話すことができ、
プラスの結果に導かれるはずです。

コミュニケーションの基本は共感。
子どもを否定せず、
子どもの自己肯定感を育てることが大切です。

それでも、言葉で共感できない場合もあるかもしれません。
そんなときは、子どもをギューっと抱きしめてみましょう。
子どもは、親は自分のことを理解してくれていると
安心するものです。