サイズ感と仕上がりがこだわりの国産チューリップハット『ブランシェスの考える日本製の商品』

Style MAG

2015.06.15

What's new

今週のおすすめコーディネートでは『ブランシェスの考える日本製の商品』をご紹介します。
【日本製】という表示だけではない「日本製」とはどのような商品か。

機能性・安心感・高級感

そしてそこに、「ブランシェスならではのデザイン」が融合して生まれた「メイドインジャパン」の商品。
ぜひご覧ください。

ブランシェス今週のおすすめコーディネートNo.056

おすすめ56

『ブランシェスの考える日本製の商品』メイドインジャパン

日本製だと「なんか高級感があっていい」「国内産だと安心」というイメージもあり、いろいろなブランドでも日本製のアイテムの展開が増えています。

しかし、ただ日本で作り【日本製】という表示があるだけという商品とは一線を画したい。
商品としての魅力がある商品をお届けしたい、という想いでブランシェスでも日本製「ＭａｄｅｉｎＪａｐａｎ」の商品を企画しました。

ブランシェスでは、日本製とはいえ、デザインがかわいくてステキだなと思える商品である事が必須。
そして使える機能的なアイテムである。
この二つが揃っていて、さらに日本製というプラスの要素が活きてくると考えます。

今回紹介するアイテムはベビーの帽子
この商品には「だから日本のここで作ったんだ！」という背景があります。
今日はその裏話をとちょっとだけお届けします。

生産地は、岡山の倉敷。

倉敷の帽子産業としての歴史は戦前から始まりました。
日本有数の麦の産地として有名だった倉敷は、その麦でブレードを編み、そのブレードで帽子を作って欧米諸国に輸出する貿易業で栄えました。
終戦後はその技術を生かし、国内での帽子生産をスタート。
国内でのシェア1位の座についています。

今回この帽子を作っている工場も67年の歴史があり、今の社長で3代目だそうです。
当社の商品企画担当者（ママトークでもおなじみの商品部：池田）が現地に足を運んで工場で生産の模様を見せて頂きましたが、非常に帽子づくりにこだわりをもっておられる社長さんでした。
商品もやはりとてもキレイなつくりで、有名ブランドの帽子なども手掛けられており、品質は折り紙付きです。

そして、出来あがった商品がこちら。

耳のついた可愛いベビーのチューリップハットです。
表がダンガリー、裏地が柄のデザイン。ナチュラルテイストで通年使える万能タイプです。

この帽子のこだわりポイントを、生産工場の社長さんに直接取材しました。

この帽子の「こだわりポイント」

1）サイズ感へのこだわり。

帽子を上から見たとき、6枚の布を縫い合わせて頭の部分を作っています。
このとき、生地1枚1枚の縫い合わせがずれていくと、大きさが変わってしまいます。
例えば1枚あたり左右に1mmずつずれてしまうと6枚で1.2cmものずれになります。
大人では大したことはありませんが頭の小さな赤ちゃんにとってこの1.2cmのずれは影響が大きいです。
なので、ずれが発生しないように特に気をつけて縫製をされています。

サイズへのこだわり