残って硬くなってしまったパンで手軽にできる「フレンチトーストの作り方」

Style MAG

2016.05.31

ママと子どもの食育レシピ

フレンチトースト完成

『失われたパン』

いきなり何事かと思いますね。笑

硬くなったパン、みなさんはどうされていますか？
フードプロセッサーにかけてパン粉にするのもいいですね。
できたてのパン粉でコロッケや、トンカツなど揚げ物に使うと美味しいですし、
牛乳に浸してハンバーグに入れてもいいですね。ふっくら焼き上がります。

残って硬くなってしまったパンで手軽にできるおやつ

今回は、こどもが喜ぶおやつシリーズ。

フレンチトーストをご紹介します。
こどものおやつに焼いてあげたら、とっても喜ばれますよ。

フレンチトーストは、フランス語でpain perdu（←発音がわかりませんが、、、）
と呼ばれ、painはパン、perduは失われたという意味で、失われたパン→食べることのできなくなったパンということだそうです。
きっと、むかしどこかの食いしん坊さんが「硬くなったパンをどうにかして美味しく食べたい！」という情熱の末に生まれたものなんでしょうね。

こんなに美味しいものを発明してくれた先人に感謝！
ふんわりと香ばしく焼けたら幸せですね。
ぜひおこさまと一緒に作ってみてください！

残って硬くなってしまったパンで手軽に作るフレンチトースト

◼︎材料

硬くなったパン・・・１／２斤程度
卵　　　　　　・・・３個
牛乳　　　　　・・・２００ml
バター　　　　・・・１０g
サラダ油　　　・・・１５ml（大１）
お好みで
メープルシロップ
はちみつ
粉糖
シナモン
フルーツなど
卵と牛乳　

◼︎作り方

１：硬くなったパンを適当な大きさにカット。

２：大き目のバットまたはボウルに卵と牛乳をよく混ぜパンに満遍なくまぶす。

固くなったパン

３：フライパンにバターとサラダ油を溶かし２のパンを中火で焼く。

４：きつね色になれば裏返し、両面に焼き色をつける。

フレンチトーストをフライパンで焼く

５：お好みでメープルシロップやフルーツなど添えて、焼きたてを召し上がれ！

フレンチトーストの出来上がり

漬け込む時間はお好みで。
一晩冷蔵庫でしっかりと染み込ませるレシピもあります。
今食べたい！という時には、漬け込まなくても大丈夫。
たっぷりの卵液に潜らすだけでも美味しいフレンチトーストに仕上がります。

パンは、フランスパン他、食パンでも大丈夫。
食パンを三角形またはザクザクをカットし卵液へ。

アメリカでは、カリカリに焼いたベーコンや
スクランブルエッグを添えて朝食に食べられています。

フランスでは、お母さんの手作りおやつの定番。
お腹を空かせて学校から帰るとふんわりフレンチトーストが
焼き上がっている、、、なんていいですね。

我が家では、パンの端っこや余ったパンは冷凍しているので、
溜まってくるとこうしてフレンチトーストにして朝食やおやつに出して食べています！

とっても簡単にできるおやつなので、
ぜひ作ってみてくださいね！

講師：中島涼子

～安心・安全は家庭から～～家庭料理は家族の絆を結ぶ～
2004年　LE CORDON BLUE 神戸校　菓子基礎中級上級コース卒
2009年　料理教室lista主催料理研究家養成コース卒
2009年　ケータリングプランナー取得
2009年　ハーブクッキングアドバイザー　取得
2010年　神戸トアロードにカフェをオープン
2011年　自宅にて『記憶に残る料理教室』主宰