ズッキーニが美味しい季節です。今回はズッキーニのお手軽レシピを2品ご紹介します。

では、まずグリルズッキーニのレシピからご紹介いたしますね！

グリルズッキーニの材料（作りやすい分量）

ズッキーニ（緑・黄）…　各1/2本
ミニトマト　　　　　…　8個
～アンチョビソース～
　　＊アンチョビペースト　…　小さじ2
　　＊にんにく　　　　　　…　1/2片
　　＊オリーブ油　　　　　…　大さじ2
　　＊パルメザンチーズ　　…　小さじ2

グリルズッキーニの作り方

① ズッキーニは（緑・黄）は1㎝厚さの輪切りにする。
② アンチョビソースの材料＊を混ぜ合わせアルミ箔で2重に包グリルむ。
③ グリルに①②を並べ、ヘタを取りアルミ箔の上に並べたミニトマトを一番手前に並べグリルを加熱する。
④ 4～5分経ったらミニトマトと②を取り出し、更に5～6分加熱する。
⑤ ズッキーニとミニトマトを皿に盛り、別皿に入れたアンチョビソースを添える。

ズッキーニをグリルで焼いている間にもう1品!!“やみつきズッキーニ” のレシピをご紹介いたします。

やみつきズッキーニの材料（作りやすい分量）

ズッキーニ（緑・黄）　…　各1/2本
　　☆ごま油　　　　　　…　小さじ2
　　☆醤　油　　　　　　…　小さじ2
　　☆すりごま　　　　　…　小さじ2
　　☆鶏ガラスープ顆粒　…　小さじ1
　　☆甜菜糖　　　　　　…　小さじ1/2

やみつきズッキーニの作り方

① ズッキーニは（緑・黄）は小さめの乱切りにする。
② ボウルに☆の材料を混ぜ合わせる。
③ ジップロックなどの密閉袋に①と②をあわせ入れ、手で揉んで暫く置き味を染み込ませる。

同時に2つのメニューができあがります。

七夕さまの月である7月。私たちも七夕さまにちなんで、年に一度の野菜の旬を上手に生かしてお料理を作り毎日の食卓を豊かにしたいものです。夏野菜たちは水分がたっぷり含まれていて体を冷やす作用も期待されます。夏野菜からパワーをもらって心も体も元気に過ごしたいものです。

ズッキーニの豆知識

“きゅうり”より“かぼちゃ”と仲よし

代表的なものは緑色で細長く、きゅうりに似ていますが、実はかぼちゃの仲間。
ウリ科カボチャ属。ちなみにメロンはウリ科キュウリ属できゅうりの仲間です。
完熟してから食べるかぼちゃと違って、ズッキーニは開花後４～５日の未熟果を食します。

色や形のバリエーションが豊富

果皮が緑色のものを店頭でよく見かけますが、黄色いものもあり、また形もイロイロ。
丸いものやUFOのような円盤型、ヘチマのように大きく細長いものなど様々です。
さらに未熟な状態で、果実が成長する前に収穫した花付きの「花ズッキーニ」もあります。
イタリア料理ではこの花の中にチーズや肉などの詰め物をして揚げたり蒸したりして食べます。

食べ方もイロイロ… 広がるメニューバリエーション

加熱して食すのが一般的ですが、薄くスライスしたり調味液に漬けこむと生でも美味しく召し上がれます。油との相性がよく、炒めたり揚げたりすることで風味が増します。
煮ても焼いても炒めても、揚げても蒸しても美味しく召し上がれる嬉しい食材です。

この記事を書いた人　石井郁子

日本野菜ソムリエ協会認定 野菜ソムリエ上級プロ
日本野菜ソムリエ協会認定地域校 宝塚教室主宰野菜ソムリエの最高峰である 野菜ソムリエ上級プロとアロマテラピーインストラクターの資格を併せ持ち、「美」×「健康」×「食」をテーマにした食育活動を行う。
農水省、厚労省の食育講師、企業依頼のトークショー、カルチャースクール講師、大手百貨店主催の料理教室講師、レシピ提案など幅広い分野で活動。

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